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蚕慰霊祭を開催:5月24日

[ ] 2014年04月11日
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関係各位

皆様におかれましては、常日頃よりひとかたならぬ御高配を賜り、心より御礼申し上げます。

当社は日本国内各所の養蚕農家の皆様からのご協力を頂きながら、蚕蛹を利用した冬虫夏草の培養を行っております。冬虫夏草菌が感染する過程で蚕蛹は死んでいきますが、その総量は2013年度単年でおよそ130万頭、2014年度計画ではおよそ270万頭にのぼります。

これだけの数量の蚕の命を預かる企業として、蚕の命を慰め、また、社員・関係者一同が蚕への感謝の気持ちを表わすために、この度、当社津和野本社の敷地内に蚕慰霊碑を建立いたしました。2014年2月に執り行われた太鼓谷稲成神社による起工式を経て、材料となる石を海に山に求め、その一つ一つを磨き、積み重ねる工程まで、当社社員の手によって建てられた慰霊碑は、職人の仕上がりには及ばないものの、社員の蚕への気持ちが丁寧に込められています。

さて、この度、この蚕慰霊碑を囲み、蚕の慰霊、本年度の豊作祈願、そして、日頃よりお世話になっております皆様との交流の機会として、蚕慰霊祭を開催する運びとなりました。

立春や夏至などで知られる古代中国の暦の二十四節気を細分化した七十二候という表現方式があります。江戸時代に日本の暦学者が日本の気候風土に合わせて改訂をした略本歴によれば、5月21日の小満(二十四節気)の初候(最初の5日間)は「蚕起食桑(蚕が桑を盛んに食べ始める)」であるとされ、蚕慰霊祭を開催するのに適切な時期だと考えました。

つきましては、下記要領にて蚕慰霊祭を開催いたします。皆様ご多用のことと拝察致しますが、万障お繰り合わせの上、ご臨席の栄を賜れますよう宜しくお願い申し上げます。

2014年4月吉日
株式会社にちはら総合研究所
代表取締役 阿部 伸一

蚕慰霊祭

主催:株式会社にちはら総合研究所
共催:津和野町
後援:一般社団法人 津和野町観光協会
日時: 2014年5月24日(土) 11時~14時 慰霊神事 11時~12時  直会 12時~14時
場所:株式会社にちはら総合研究所 津和野本社 (島根県鹿足郡津和野町枕瀬151-1)
問い合わせ先:勝間・椿 0856-74-1318