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津和野で産品流通会議が開催されました。

[ ] 2015年01月09日

2015年1月9日、津和野発。去る1月7日に、津和野町で産品流通会議が津和野町観光協会とにちはら総合研究所の主催、津和野町商工観光課・農林課の講演により開催されました。

勉強会の第一部では、津和野町農林課の久保課長が2015年度に津和野町に導入されるCAS冷凍システムについて説明し、津和野町産品にもたらされる新たな付加価値の可能性が紹介されました。第二部はパネルディスカッションの形式で進行しました。

パネルディスカッションのゲストには大田市で「アンテナカフェ・ハレの日」を運営する和田裕子氏と、東京で燻製と熟成をテーマに食を研究する岩田健吾氏が参加し、久保農林課長を交えて、にちはら総合研究所の佐伯代表のファシリテートにて進行しました。岩田氏は2014年に津和野町の野菜を東京でのケータリングイベントに導入したり、銀座に日本酒を卸す販路開拓をしたりと、津和野町の産品の東京流通に貢献してきた経験を背景に津和野産品を東京市場に展開するためのポイントを解説しました。それに応じて、和田氏は島根県内から都市部への産品紹介の実績から、津和野町の生産者が取り組むべき情報発信の手法などを紹介しました。質疑応答も活発になされ、本会の副題でもある「2015年は津和野ブランドを東京へ」という姿勢を体現する第一歩となりました。

にちはら総合研究所でも、現在積極的に展開しているOEM事業「五行サプリメント」を漸次拡大し、津和野の産品に薬膳や漢方のテーマで付加価値をつけた上での流通支援に取り組んでいく予定です。